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【まめ知識】里山に春を告げる白い花コブシ

里山に春を告げるコブシの花

GWを目の前に春爛漫の季節を迎えました!

桜と共に信濃町に咲きほこるこぶしがとっても美しいです。


コブシの冬芽

冬芽のモコモコの毛皮のベールは冬に2~3回脱ぎ捨てられ、

ついに春をむかえ白い花が姿を現しました。


このコブシは「農作業のリマインド」をしてくれるお花といわれています。

田んぼに鍬をいれる季節に咲くので、「田打ち桜」ともいわれたり、

地域によっては芋の植え付けなどの目安になってたそうです。


コブシの実

このコブシの名前の由来は、実が拳のようなデコボコの形をしているから。

とっても変な形です。落ちて黒くなっているのは、「なに!?」とおどろいてしましますね。


コブシの開花

コブシとよく似た花に、ハクモクレン、タムシバがありますが、

見分け方は小さな葉っぱをおまけにつけて咲いているか。

コブシには小さな葉が1枚ついています。


コブシの花は甘い香りがし、枝は香水のようなとても良い香り。

兄弟であるタムシバは、コブシよりも強い香りからニオイコブシとも呼ばれています。

噛むと甘みがあるためカムシバ、これが訛って「タムシバ」になったそう。

一度花芽を噛んでみましたが、強烈な香りが口の中に広がりました!若干甘味はあったかな~。おいしいわけではなかったです。昔のガムの代わりですね。葉っぱや枝でも味わえるそうなので、そっちのほうがよさそう。。。。


GWはお天気もよさそうですね!

ぜひ色鮮やかになってきた信濃町へあそびにいらしてくださいね! 


 
 
 

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