【まめ知識】里山に春を告げる白い花コブシ
- じゅんこ
- 4月25日
- 読了時間: 2分

GWを目の前に春爛漫の季節を迎えました!
桜と共に信濃町に咲きほこるこぶしがとっても美しいです。

冬芽のモコモコの毛皮のベールは冬に2~3回脱ぎ捨てられ、
ついに春をむかえ白い花が姿を現しました。
このコブシは「農作業のリマインド」をしてくれるお花といわれています。
田んぼに鍬をいれる季節に咲くので、「田打ち桜」ともいわれたり、
地域によっては芋の植え付けなどの目安になってたそうです。

このコブシの名前の由来は、実が拳のようなデコボコの形をしているから。
とっても変な形です。落ちて黒くなっているのは、「なに!?」とおどろいてしましますね。

コブシとよく似た花に、ハクモクレン、タムシバがありますが、
見分け方は小さな葉っぱをおまけにつけて咲いているか。
コブシには小さな葉が1枚ついています。
コブシの花は甘い香りがし、枝は香水のようなとても良い香り。
兄弟であるタムシバは、コブシよりも強い香りからニオイコブシとも呼ばれています。
噛むと甘みがあるためカムシバ、これが訛って「タムシバ」になったそう。
一度花芽を噛んでみましたが、強烈な香りが口の中に広がりました!若干甘味はあったかな~。おいしいわけではなかったです。昔のガムの代わりですね。葉っぱや枝でも味わえるそうなので、そっちのほうがよさそう。。。。
GWはお天気もよさそうですね!
ぜひ色鮮やかになってきた信濃町へあそびにいらしてくださいね!
Comments