ご褒美時間がまっていた【秘境・桧枝岐村から遊ぶ尾瀬】その②会津駒ケ岳山ヨガ
- じゅんこ
- 5月24日
- 読了時間: 3分

今回は残雪の会津駒ヶ岳の登山とヨガのレポートです!今回も最高の2日間、まるでご褒美にような、心満たされる時間でした。

天気予報はかなり前から雨模様。その予報は覆らず、雨はしっかり地面と私達を濡らします。ご参加のみなさんも雨対策はばっちり。顔を上げて見る、雨に濡れた新緑の森はこれもまたいいねと思える美しさです。
今回山のガイドをしてくださるのは、尾瀬マウンテンガイド浅井さん。
地域の歴史や植物にも詳しく、お話もおもしろくて雨の山歩きも楽しんで歩けました。

会津駒ケ岳は福島県桧枝岐村に位置する百名山。尾瀬国立公園の北東端にどっしりとした山容のお山です。標高は2133メートル。山頂から中門岳への尾根は湿原と多数の湿原が存在し、その穏やかな景色はぜひ足を延ばして見ていただきたい癒しの風景。夏のお花の季節はハクサンコザクラやキンコウカ、コバイケイソウ等風に揺れるお花畑が楽しめます。

雨は時折止んで、青空も見え始めたり。かと思えば、また降り出して今度はガスと強風。言葉数が皆さん少なくなってきましたが、目印を頼りに一歩一歩、歩いていきます。浅井さんの「あともうふたがんばり」の言葉通り、何とか今日宿泊の”駒の小屋”に到着!!がんばりました!

そしてなんと!ひといきついている間にみるみる青空が広がってきました!もうその絶景にみんな心躍ります。

いよいよヨガの時間!風が強いので外でマットを引くのはやめて、靴を履いて心地よく体を動かしました。ガスの晴れた清々しい空と広い雪原の広がる山の上。じっと耐えた雨の道のりと普段の暮らしの色んなものが、パ~と空に上がっていくような気持ちになります。

今回ヨガした場所は雪がとけると池塘がある場所。この季節限定の楽しみ方ですね。

次は室内にマットを引いて登山のケアでストレッチヨガ。うぅー、なんて声も聞こえてきましたよ。

ヨガの後は夕食とのんびりタイム。ランプのあたたかい灯かりとともに夜が更けていきました。

翌日、晴れました!空は高く、眼下には雲海が広がります。
今日は会津駒ケ岳の山頂と中門岳まで歩いていきます。
中門岳への稜線はまさに天空の散歩道。雲海もあってどこまででも歩いて行けそう。

こちらでもヨガポーズ!みなさんの笑顔がはじけます。

名残惜しい下山も新緑がまぶしく、登りに見えなかったお花も楽しみました。

ヨガするなら、スタジオの空調のきいた環境の方がいいに決まっています。わざわざ山に登る、そしてヨガをするって何がいいの?って言われると、
一歩一歩進む中で生まれる自分との葛藤や心の動きがよくわかること、
自然条件を受け入れて対応していくこと、
自然の中にあふれるここちよい音や感覚がダイレクトに感じられること。
五感をつかったり、自分を知るとかってこうゆうことなんだなぁと実感できるですよね。「こんなとこにまできて、こんなことばっかり考えてる…」っていうのも含め、自分の囚われてるものや大事にしていることが頭をよぎります。
ヨガが最終的に目指すものは心の平穏とそれを自分自身がコントロールすること。山登りはまさにそのきっかけがたくさんあるんです!

ともあれ、山歩きが好き、ヨガが好き、楽しい!で生まれたこの企画、またそんな方々と楽しい時間を共有したいと思っています!
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