お花はかわいくて大好き。だけど色々聞いても右から左へ抜けていくお花情報の
忘備録です。心に留まったお話をメモメモしています。
今回も「美人」と呼ばれるお花の紹介です。
ニッコウキスゲ
ニッコウキスゲ(日光黄菅)
開花時期:5月~7月
別名:ゼンテイカ
夏空に黄色がとっても鮮やかなニッコウキスゲ。
何美人かというと・・・
高原の「夏美人」とよばれています。
その鮮やかな花は、朝咲いて夕方にしぼむ1日花。
1つの株に5から7個のつぼみがつき、1日ずつ咲いていきます。
なんて可憐なお花。
そんなニッコウキスゲの花言葉は「日々をあらたに」 1日花であるこのお花にぴったりです。
”ニッコウ”と名前に入っていますが、栃木県日光地方の固有種ではなく、北海道から本州(中部地方以北)に広く文武しています。日光で多く自生していることから、ニッコウキスゲと呼ばれ始めました。
ニッコウキスゲは別名「ゼンテイカ」。ニッコウキスゲが多く自生する栃木・日光の戦場ケ原を中禅寺の庭に見立て「ゼンテイカ(禅庭花)」の和名がつきました。 昔の人は想像力のスケールがでかいです!
ニッコウキスゲの群生は圧巻の景色!「黄色のじゅうたん」といわれるその景色は登山者に元気を与えてくれます。
群生地は、
北海道サロベツ湿原
日光霜降高原
尾瀬大江湿原
霧ヶ峰車山高原
などが有名です。
写真は尾瀬大江湿原の近くに位置する
「会津 駒止湿原」
混雑もなくて穴場スポットでした。
1日で咲いてしぼんでしまうニッコウキスゲ。鮮やかなお花とは裏腹に可憐な一面があって、きゅんとします。開花をリレーしていくのも面白い。 つぼみは鹿の好物らしく、最近では鹿の食害も問題になっているようです。 人間にとっても食用になるらしいですが、私はたべたことはありません!
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