夜の森と聞くだけでなんだか怖いです。
今回はライトもつけず真っ暗な森を歩く企画、
山登りではなく、学習目的でのハイキングです。
昼間には一度歩いたコースを、夜にも歩きます。
ガイドたちは白いウェアを身にまとい誘導しながら、もちろん、いざというときの
ライトも持参して歩いていきます。安全を考慮しながら歩きました。
ナイトハイクでわかること
真っ暗な夜森で感じたことを私なりにまとめてみました。
①感覚が研ぎ澄まされる
〈足の裏〉
ハイキングコースが舗装された道から土の道へはいりました。
その瞬間
「うわぁーーー!」
と声を上げる人が多かったです。
日中の雨のせいもあって、地面が急に柔らかくなった驚きの声。
足裏の感覚がぐっとのが高まったのが面白かったです。
〈目の感覚〉
段々暗闇に慣れてくるとぼんやり見えてくるのも面白かったです。
特に一緒に歩いている人の白衣服は良く見える!
樹々の葉も、白っぽく光っているように見える葉っぱもありました。
昼間に見るとどんな色なんだろう。
〈音の感覚〉
鳥の鳴き声や川のせせらぎの音、
遠くの音が聞こえたり、近くに来るとすごく大きな音に聞こえたり。
それが怖さでもあり、安心感でもあるんだなぁと感じました。
夜の森に慣れてきたのもあるし、
段々体の五感が鋭くなっていくのが自分でもわかって 夜の森が楽しくなってきました。
②夜空は意外とあかるい
時折木々の間から空が見えました。
今日は曇り空なのにぼんやり明るい。
空が真っ暗じゃないことに驚きました。
月明りが明るいのはなんとなくわかるのですが、
曇りでも明るいのはなぜ?
それは、街の明かりが雲に反射して、ランプシェード用にぼんやりとあかるくみえるのだそうです。
不思議な感覚でした。
途中、蛍も顔を出してくれて力強く光るその姿にみんなほっとしたような、楽しそうな声が聞こえてました。(顔が見えないので)
今回は中学生の子供たちとのチャレンジでしたが、それぞれ感じたものがある様子。
楽しい夜の探検になりました。
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